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令和4年7月27日(水)12時~12時30分、「令和4年訪問看護スタートアップ研修 前期修了式」を対面・オンライン併用で執り行い、中山間枠サード2名、全域枠4名、合計6名(訪問看護ステーション3名、医療機関3名)が修了の運びとなりました。
修了式では、高知県健康政策部在宅療養推進課長、都築一元様より、「3か月間の長期研修は大変であったと思います。自身の成長と課題も見え、今後は技術の向上に向けて取り組まれ、高知県の中山間地域等を支える質の高い看護の提供に取り組んでいただきたい。」とお祝いの言葉をいただきました。
健康長寿センター 池田光徳センター長からは「これから20年後の看護を考えるとAIやロボットが出来ない看護、在宅看護は重要になると思います。是非、大学で得られた知識と考え方を臨床の実践に活かしていただきたい。」とメッセージをいただき、コロナ禍でオンライン併用の修了式でありましたが全員が無事この日を迎えられたことへの励ましとともに一人ひとりへ修了証が手渡されました。講座責任者 森下安子教授からは「これからは高知県の在宅ケアを創り上げていく仲間としてのスタートで、新たな高知県の在宅ケアを創り上げていくために一緒に活動していきたい。」とメッセージをいただきました。
修了者の方々からは、「今回研修を受けることで今まで感じていた現場での不安や分からないことを振り替えるきっかけになり、新しい知識を学ぶことが楽しかった。」「仲間から考え方を吸収できた。」「今までの経験と新たな知識をプラスして仕事に活かしていきたい。」「素敵な仲間に恵まれたことへ感謝したい。」という声が聞かれました。
前期研修は、5月11日~7月27日の期間中、新型コロナウイルスの感染対策、体調管理を徹底しながら、対面での講義・演習を行いましたが、7月中旬以降の全国的なCOVID-19急拡大によって、受講できない方はオンデマンド研修も併用しました。
受講された方々は訪問看護や病院の仕事と長期間の研修、そしてCOVID-19対策など身体的・精神的に負担も大きかったのではないかと思います。しかし、仲間と協力しながら、積極的、主体的に研修に参加してくださり、これまでの看護実践を振り返りながら、新たな考え方、知識・技術の修得につながったと感じています。受講者の方々と送り出してくださった職場のみなさまに深く感謝申し上げます。
今後は修了者フォローアップ研修をご案内し、継続的な学びを支援していきたいと思います。