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令和4年12月22日(木)12時~12時30分、「令和4年訪問看護スタートアップ研修 後期修了式」を対面・オンライン併用で執り行い、後期全域枠10名、通年コース1名、合計11名(訪問看護ステーション3名、医療機関8名)が修了の運びとなりました。
修了式では、高知県健康政策部在宅療養推進 課長 都築 一元 様より、「3か月間の長期研修、本当にご苦労さまでした。成長と共にご自身の課題も見つかったことと思います。今後は更に自己研鑽に努めていただきたいと思います。高知県において入退院支援から訪問看護まで質の高い看護を提供できるよう取り組んでいただけることを期待しています。」と激励の言葉をいただきました。
池田 光徳 健康長寿センター長からは、「修了おめでとうございます。宿毛・四万十市など遠方からの受講はお疲れ様でした。今後はコロナ感染のない中でコミュニケーションが取れるように願い、皆様の健康とご活躍をお祈りしています。」とメッセージをいただき、コロナ禍でオンライン併用の修了式でしたが、全員が無事この日を迎えられたことへの励ましとともに一人ひとりへ修了証が手渡されました。
講座責任者 森下 安子 教授からは「これからは実践の仲間として、課題解決先進県である高知県の在宅ケアの質向上のため、今日は高知県の在宅ケアを創造していくスタートの日と言えます。一緒に頑張りましよう。」とメッセージをいただきました。
修了者の方々からは、「通年で受講し、たくさんの人との関わりを通して楽しく受講でき、内容の濃い6ヶ月を過ごすことができた。」「経歴の異なる受講者からも刺激を受け、自分の視野も大きく広がった。」「今回の学びを実践に活かし、1人でも、1日でも長く在宅で過ごせる時間を作れるように支援していきたい。」という声が聞かれました。
後期研修は、10月4日~12月22日の期間中に、第8波の新型コロナウイルス感染拡大が重なり、体調管理や感染対策を行い、状況に合わせて対面・オンライン・オンデマンド研修が選択できるハイフレックス型での研修(講義・演習)を行いました。受講された方々は訪問看護や医療機関でのコロナ感染者への対応をしながらの長期間の研修、そして家庭との両立など身体的・精神的に負担も大きかったことと思います。
しかし、仲間と協力しながら、主体的に研修に参加してくださり、これまでの看護実践を振り返りながら、新たな医療と生活を統合した視点を理解し、訪問看護に関わる知識・技術の修得につながったと感じています。受講者の方々と送り出してくださった職場のみなさまに深く感謝申し上げます。
今後は修了者フォローアップ研修をご案内し、継続的な学びを支援していきたいと思います。
修了式集合写真