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令和6年度「訪問看護スタートアップ研修」中山間枠(サードコース)・全域枠 修了式の報告

ページID:0033554 更新日:2024年8月6日更新 印刷ページ表示

令和6年度「訪問看護スタートアップ研修」中山間枠(サードコース)・全域枠 修了式の報告

  

 令和6年7月24日(水曜日)12時~12時30分、「令和6年訪問看護スタートアップ研修 中山間(サードコース)・全域枠修了式」を執り行い、全域枠(医療機関2名・訪問看護ステーション2名)中山間枠1名(訪問看護ステーション)が3か月の研修を終え、修了の運びとなりました。

 修了式では、高知県健康政策部在宅療養推進課長補佐、市村岳二様より「本研修での学びを生かして現場で実践をされることを期待しています。」とのメッセージをいただいた後、高知県健康政策部在宅療養推進課長の小野哲郎様より「この数か月通常の仕事と並行して研修を受けるというのは並々ならぬご努力だったと思います。先生方からは皆様が研修に熱心に取り組まれていたと聞いております。一人一人の活躍が訪問看護の力になりますので、今後とも高知県に力を貸していただけますようお願いいたします。」とお祝いの言葉をいただきました。

 久保田聡美健康長寿研究センター長からは、「コロナ禍で在宅の力が問われています。県民の方々が在宅で生活することを支えるということを言葉でいうことは簡単ですが実際には難しいです。皆様にはその中で逞しくなることを期待しています。私たちはこれからも皆さんを支援していきます。」とのメッセージをいただき、一人一人へ修了証が手渡されました。

 講座教員からは「皆さんが本研修に臨まれるにあたって希望動機に書かれていたことを覚えていますか?『制度を学びたい』『訪問看護について学びたい』などさまざまなことが書かれていました。皆さんの学びが高知県の力になっていきます。これからは私たちも地域の仲間です。包丁は研がないと錆びていきますので、時々研修にも来てください。」とメッセージがありました。

 修了者の方々からは、「在宅看護の奥深さや連携の重要性などを知ることができた」「“その人らしい生活を支える”とは何かについて考えることができた」「仲間ができたこと、いろんな人の話が聞けたことは大きな成果」「在宅医療について考え、『住み慣れた地域で安心して生活できる。人生の最期を迎える』ことを支えるための訪問看護の役割やシステム、訪問看護のあるべき姿など多くのことを学ぶことができた」「専門分野の先生方の講義やグループワーク・演習を通して自分自身の看護を振り返り新しい気づきにつなげることができた」といった声が聞かれました。

 同じ高知県内でも職場環境や看護師としての経験年数など背景が違う受講生の皆様同士が出会い、切磋琢磨しながら振り返りや演習・グループワークなどに取り組んでいくことで、1講義ごとに成長されていったように感じます。これからも本研修での学びを活かし高知県の在宅看護の質向上に向けて取り組んでいただきたいと思います。

 最後になりますが、受講生の皆様を快く研修に送り出してくださった職場の皆様、支えてくださったご家族の皆様にも深く感謝を申し上げます。今後も修了生フォローアップ研修をご案内するなどして継続的な学びを支援していきたいと思います。

 

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