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令和元年度 入退院支援事業「第1回多職種協働研修」 開催報告

ページID:0014852 更新日:2019年7月5日更新 印刷ページ表示

令和元年度 入退院支援事業「第1回多職種協働研修」(6月14日)開催報告

 今年度も、多職種協働研修(全5回シリーズ)を開始しました。本研修では、看護学部・社会福祉学部・健康栄養学部の3学部の教員と健康長寿センターが協働してプログラム開発を行っています。


【研修の到達目標】

①状況設定・事例分析、グループワークを通して、それぞれの病院の機能と地域の状況に合わせた入退院支援が多職種でできるようになる。

②お互いの専門性や立場を理解し、顔が見えるだけでなく、何を大切にし、どんな仕事をするのかが分かり合える関係づくりを目指せる。

 第1回目は6月14日(金)高知市文化プラザかるぽーとにて開催いたしました。入退院支援に関わる多くの職種の方が参加してくださいました。今年度は特に居宅ケアマネジャー、高齢者支援センター職員の参加も増え、文字通りの地域・病院・多職種による研修となっています。


【第1回目の研修内容】

■ 入退院支援事業における多職種協働研修の位置づけ
   講師: 看護学部 教授 森下 安子

■ 入退院支援における薬剤師の関与と多職種連携
   講師: 南国病院 薬剤師 川添 哲嗣 氏

■ 地域で働く理学療法士としての多職種協働
   講師: ナチュラルハートフルケアネットワーク 理学療法士 下元 佳子 氏

■ 事例を用いたグループワーク


 

<参加者からの感想※抜粋>
多職種が入ったグループワークでいろんな意見や視点があり、それぞれ違った方向からの視点をみんなで共有できたのでよかったし、大切だと改めて思いました。

・セラピストであるために、大切な本人や家族の意向を見落とし気味となるため、改めて現状と予期と意向をふまえて考えたいと思いました。

・身体的側面を考えてしまう場面が多く、患者の暮らしに合わせることや患者の暮らしに沿った介入方法を意識していくことも重要であることを学びました。

・入院時などケアマネジャー側から在宅での情報を詳しく病院側に提供するために、ケアマネジャーもしっかりその人の情報を知っておくことや、その人が望む暮らしのために早期より連携を取り一緒に取り組んでいくことが大切と思いました。

・「その人の生活をイメージする」ために本人、家族の関わりや聴くこと感じることが大切で、そのために自分たちが苦手な部分に対しては得意な職種の人たちと連携し、普段からの関わりを大事にすることが必要と感じました。

・グループワークで他の職種目線からの欲しい情報を聞けて視点が異なっていることに改めて気づけました。また、急性期での情報と回復期での情報も異なることに気づくことができました。

・今まで担当者会やカンファレンス(病院)に薬剤師さんは参加していなかったが、声をかけてみようと思いました。

 

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事業責任者 教授 森下安子

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外部講師 薬剤師 川添哲嗣氏

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外部講師 理学療法士 下元佳子氏

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事例から退院に向けての課題をグループで検討

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種ごとの退院支援の着目点や
必要な情報を共有

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グループワークの様子①

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グループワークの様子②

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グループワーク後の発表の様子

 

令和元年度 入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin1909.html


 

【お問い合わせ先】
高知県立大学 総務企画部企画連携課 由比・乾・沖野
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8700 Fax:088-847-8670