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12月15日(木曜日)13:30-16:30に、高知県立大学にて、「大交流会」をオンラインと対面を併用したハイフレックス型で開催いたしました。
入退院支援事業によって、平成28~令和3年度にかけて、地域・病院・多職種協働型の入退院支援体制の構築に取り組んだ医療機関(モデル病院)における、事業終了後の入退院支援推進に向けた実践活動を本事業にかかわった全施設で共有することで、更なる発展と、今後の課題解決に繋げることを目的として開催し、5か所の病院と1ヵ所の地域包括支援センターより報告の後、テーマ毎に分かれて参加者同士でのディスカッションを行いました。
【研修内容】
入退院支援事業 大交流会
■開会挨拶
(事業責任者 看護学部教授 森下安子)
~取り組み報告~
①すこやかな杜 入退院支援の歩み~すこやかつながる会議に焦点を当てて~
(リハビリテーション病院すこやかな杜 理学療法士 池上 真理子 氏)
②看護師との薬についての連携
(図南病院 薬剤師 平田 歩 氏)
③あき総合病院の取り組み~事例振り返り会での学び~
(あき総合病院 看護長 川竹 実佳 氏)
④可視化シートの定着に向けて
(いずみの病院 看護部長 松岡 和江 氏)
⑤高知市基幹型包括支援センターから見た入退院の取り組みの変化と今後への期待
(高知市基幹型地域包括支援センター 係長 田部 佳枝 氏)
<参加者からの感想 ※抜粋>
・今回のテーマにあった薬剤の管理については、当院でも改善が必要な課題の一つで、独居生活の方や高齢者世帯に方に対して、どのようにアプローチしていけばよいか考えるきっかけになった。今回のテーマを自部署へ持ち帰り、部署内で共有し、今後の方策について検討していきたい。
・各施設の現状と課題など、自身の施設に共通するものも多くあり、大変励みに感じた。当院もまだまだ課題だらけであるが多職種で一緒に悩み考えていきたい。
・地域と病院とが組織として繋がりやすくなるように、MSWとして他職種と地域との架け橋ができればと思う。また、退院後の生活をどのように過ごしているのか院内のチームで振り返りをする機会を増やしていきたい。
・多職種や、他病院、地域包括支援センターがどのような取り組みを行い、入退院支援に関わっているのかを知ることができた。地域との関わりを絶やすことなく連携し今後も入退院支援に取り組んでいきたい。
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令和4年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin202201.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
教務支援部教育研究戦略課 事務担当:由比・福重・松下
〒781-8515 高知市池2751番地1
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