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健康長寿体験型セミナーin大川村「災害時に活きてくる日常生活の工夫 ~食事と運動~」 開催報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月5日更新

健康長寿体験型セミナーin大川村「災害時に活きてくる日常生活の工夫 ~食事と運動~」 開催報告

 6月25日に大川村内で開催された「防災訓練」に合わせて、健康長寿体験型セミナーを開催しました。午前中に行われた避難所運営の炊き出しには、日赤奉仕団・食生活改善推進員の方と一緒に本学の教職員も参加しました。

 大川村小中学校に集合をし、発災後、避難所に炊き出し依頼が来るという流れで訓練を実施し、かまど(大川村では「くど」と呼びます)5つに、焚き木と枯草であっという間に火を点け、非常に手際よく用意するなどの様子を見て、地域での訓練が活かされていると実感しました。この日の炊き出しのメニューは、ハイゼックス袋で作る白飯と、地元産のはちきん地鶏を用いたけんちん汁を準備しました。けんちん汁にはごぼう、ニンジン、大根、しめじ、油揚げなどの具材が入り、栄養的にも充分配慮がされていました。また白飯は、大川村中学校の生徒がハイゼックス袋への無洗米の袋詰めを行い、100人分以上の準備を行いました。昼食時には、村民の方をはじめ、消防署、警察、自衛隊ほか外部団体の方も参加され、150人分の料理がほぼなくなりました。また、本学からは、災害時にライフラインが使えなくなった場合でも、ポリ袋に食材を入れ、湯せんで食材に火を通す「パッククッキング」法を用いた災害食も作りました。実際に災害食を試食された地域の方々からは「詳しいレシピを教えてほしい」「とても簡単に作れるがやね」など大変好評でした。

 午後からの健康長寿体験型セミナーでは、「災害時に活きてくる日常生活の工夫」と称し、実際に愛媛県大洲市災害時に巡回訪問をした健康栄養学部講師の島田郁子から、災害時の栄養問題や衛生管理、避難所での住民の方の声などを、事例や写真を使って紹介をしました。災害時に報告される健康問題を通して、避難所生活を元気に過ごすためのポイント、パッククッキングの紹介、日常生活から簡単に取り入れられる生活の工夫について等の講演を行いました。また、健康長寿センター専任看護師の乾由美からは、「もしもの時に備えた病気予防体操」と題して、「エコノミークラス症候群にならないために」と「歯と口の清掃(口腔ケア)」の2点にスポットをあて、身体の健康・お口の健康の重要さについて講演を行い、日頃から簡単にできる体操を参加者全員で実施しました。
 参加者からは「パッククッキングについてもっと詳しく知りたい」「あいうべ体操がおもしろかった」「日常から自身の健康に気をつけておくことが、災害時や避難生活においても必要なことだと感じた」「今日みたいな楽しい防災訓練はかつてなかった」などの声が聞かれました。

 体験コーナーでは、骨健康度測定、血管年齢測定、唾液ストレス測定、認知症チェック、カムカムチェックを実施しました。普段なかなか測定する機会がないとおっしゃっていた地域の方々は、測定結果に驚きや笑いが絶えず、各体験コーナーを楽しんでいました。

 今後も健康長寿センターでは、地域の皆様の健康づくりに貢献できるよう、各市町村でセミナーを開催していきたいと思います。


 

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炊き出しの様子

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大川村中学校の生徒による
ハイゼックス袋での白飯準備の様子

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大学教職員も避難所運営に参加

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完成したハイゼックス袋の白米

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中学生も配膳のお手伝い

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昼食時の様子
大川村小学校の児童も一緒に

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島田郁子講師による講演

 

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パッククッキング法を用いて作った
ういろうの試食

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乾由美専任看護師による講演と体操

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あいうべ体操の様子
簡単にできると大変好評でした

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血管年齢測定の様子

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体験コーナーの様子