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「第15回赤ちゃん同窓会」への参加 報告

ページID:0005401 更新日:2016年10月31日更新 印刷ページ表示

「第15回赤ちゃん同窓会」への参加

平成28年度 高知医療センター・高知県立大学包括的連携事業
健康長寿センター 地域連携事業 

日時:平成28年10月16日(日曜日)
場所:高知県・高知市病院企業団立高知医療センター

 高知医療センターと高知県立大学との包括的連携事業、健康長寿センターの地域連携事業である「第15回赤ちゃん同窓会」が開催されました。赤ちゃん同窓会は、(1)高知医療センターNICUを退院した子どもへのフォローアップとファミリーケアの継続、(2)家族同士の情報交換の場の提供を目的に、子育て支援事業の一つとして平成13年度より年1回開催しており、今年で15年目に入ります。赤ちゃん同窓会では、医療センターと大学がそれぞれ役割を担っており、大学は、お子様やご家族が楽しく安全に過ごすことができるように、会場の飾り付けの作成や当日の会場の飾りつけ、お楽しみ会での出し物への参加、ベビールームでのお子様との交流などを行っています。今年度は、看護学科1回生8名、2回生2名、看護学研究科大学院生1名、教員2名がボランティアとして参加しました。

 当日は、NICUを退院されたお子様やきょうだいが楽しく過ごせるように、また安全に十分配慮しながらベビールームの飾り付けを行いました。また、お楽しみ会で学生がアンパンマン体操を踊ると、お子様とご家族がステージ近くまできて一緒に踊ってくださるなど、楽しい時間となりました。その他、ご家族の手記発表や講演会、吹奏楽の演奏などもありました。手記発表では、NICUに入院経験のあるお子様を育むご家族が、お子様との生活の中での困難や喜び、ご家族の思いなどを発表され、他の家族への励ましや情報共有の場となっていました。また、交流会では、お子様を育てていく中で感じる成長発達への不安や悩みなどを、医療従事者や他のご家族へ相談されていました。

 学生にとっては、ご家族の体験を知る貴重な機会となるだけでなく、子どもの目線や安全に配慮しながら会場を飾り付ける作業やお子様との交流を通して、成長発達に合わせた子どもとのかかわり方を学ぶうえで大変貴重な機会となりました。参加した学生からは、「普段子どもとかかわることがないので、最初はどうしたらいいかわからなかったが、遊んでいるうちに少しずつ距離が縮まった気がした。」、「家族の手記発表を聞かせていただいた。お子さんが生まれた時のお母さんの気持ちや子どもを育ててきた家族の経験を知って、改めて家族の力ってすごいなと思った。」、「看護師さんや医師と会った時の家族のうれしそうな表情が印象的だった。いろいろなことを一緒に乗り越えてきたんだろうなと思った。」などの感想が聞かれました。

 「赤ちゃん同窓会」は、NICUに入院経験のある子どもを育む家族を、集団としてエンパワメントすることに効果を発揮します。今後も、病院と大学が連携し、会の継続ができるよう、高知医療センタースタッフ、学生、教員とで協力していくことの重要性を感じました。

 

保育室の飾り付け様子1     保育室の飾り付け様子2

保育室の飾り付けの様子

 

アンパンマン体操の練習の様子     ボランティアに参加した学生

            アンパンマン体操の練習の様子               ボランティアに参加した学生